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 ETOPOを初めとしてSRTMやその他の、フリーで入手できる世界の標高データを利用して、陰影段彩図や鳥瞰図、ステレオ画像 などを作成して地形などを見るためのソフトです。国土地理院の標高データももちろんサポートしています。標準の正距円筒図法の他に、円錐図法、正射図法、メルカトール図法などによる地図画像も作成できます。またメモ機能を利用して地図上のマークをダブルクリックしたら、その場所を説明する画像やムービーを表示したり、ウエッブサイトにリンクするなどの使い方もできます。
 日本特有のデータや機能を追加サポートした「ジオ地蔵」もあります。

Mac App Storeからダウンロード

 Mac App Store バージョン SimpleDEMViewerAS は基本的にVer.7と同じですが、技術的な制約のために、いくつかの違いがあります。ダウンロードするには右の Mac AppStore バッジをクリックしてください。差違についてはマニュアルを参照してください。

このページの下の方にサンプル画像があります。またギャ ラリーにSimpleDEMViewerホールを 設けてあります。

サポート機能

  • 標高データを読んで陰影付き段彩図を作成する。
  • 異種標高データの混在。
  • 湖沼、等高線を描画する。
  • 円錐図法/正射図法/メルカトール図法/正距方位図法/正積方位図法 /UTM図法/ランベルト正角円錐図法(5.2)に よる画 像を作成する。
  • 鳥瞰図、ステレオ画像を作成する。
  • 断面図を作成する。
  • グレースケール画像を作成する。
  • 展望図を作成する。
  • 傾斜度合による色分けで描画する。
  • 可視領域を描画する。(可視マップ)
  • 経路に沿った距離を測定する。
  • テクスチャーマッピング。
  • 作成した画像をファイルとして保存する。
  • 標高データの最低/最高を調べる。
  • メモ、経路、領域データの作成と保存、表示、検索。
  • gpx 形式のGPSデータを読込んでユーザデータとして処理する。
  • 段彩色数を3から30の間で任意に設定できる機能。
  • KML データを読込んでユーザメモ/経路/領域データとして処理する。
  • 地図ウインドウ上の場所を「マップ」あるいはGoogleマップに表示する。
  • 標高データの値を変更する。
  • 新しい標高データを書き出す。
  • 図法画像に任意の文字列を書き込む。
  • 地形の中を移動する3Dムービー機能。
  • 画像ウインドウで縮小表示する。
  • 陰影処理で、光の方向によらず傾斜による処理。
  • 月や惑星の標高データをサポート。 (6.1)
  • 地図画像の保存及び鳥瞰図、図法画像で、カラーテーブルを挿入。(6.2)
  • 地図ウインドウ画像の保存で、経緯度線に数値を付加。(6.2)
  • 地図ウインドウ画像の保存および図法画像で、等高線を線として描画/保存する。(6.4)
  • 図法画像で、経緯度線に数値を付加する。(6.4)
  • 世界地図対応機能を追加。白いグリーンランドおよび内陸のゼロメートル以下の土地の処理をサポート。(6.5)
  • 傾斜や曲率に基づく SRVC 立体地図を。(6.6)
  • 世界各地のローカル平面座標。(6.7)
  • ユーザデータをテキストファイルに書き出し、また読み込む機能。(6.7)
  • 画像を保存するときGeoTiffとして保存する機能。(6.8)
  • UTM およびその他の平面座標系でも索引ウインドウをサポート。(6.8)
  • 図法画像作成機能で、画像の中心と投影中心とを別にする機能。(6.9)
  • Apple Silicon Mac をネイティブサポート。(7.0)
  • (地上の)等高線も個別に設定できる機能。(7.0)
  • 索引図上でダブルクリックし地図を位置付ける機能。(7.0)
  • GeoTiffデータの読み込み対象を拡充。(7.5, 8.2)
  • 地図ウインドウの情報パネルで設定できる内容を増やし、陰影、経緯度線その他の設定変更での変化を容易に確認できるようにした。(8.0)
  • Aster GDEMバージョン3の湖沼、河川データをサポート。(8.0)
  • ユーザ経路データの連結機能。また地点の順序を逆転する機能。(8.0)
  • ユーザデータの文字列の縦書き、および(斜め)回転。(8.0)
  • 索引図にユーザ指定の経路データ(行政界など)および任意の文字列(国名など)を追加する機能。(8.0)
  • 島や山の体積、ダム予定地などの谷の容積を計算する機能。(8.3)

サポート標高データ

  • GTOPO30  30秒メッシュ(約1kmメッシュ)
  • SRTM     1秒、3秒メッシュ。
  • SRTM DTED  1秒、3秒、30秒メッシュ。 
  • SRTM30plus 30秒メッシュ。海の深さ入り。
  • ETOPO1、ETOPO2、ETOPO5 
           1分、2分、5分メッシュ。海の深さ入り。1ファイルで世界をカバー。
  • GLOBE    30秒メッシュ。
  • ASTER GDEM 1秒メッシュ
  • JAXA ALOS World 3D-30m 1 秒メッシュ
  • GeoTiff    各種
  • BIL form DEM メッシュサイズもカバー範囲も各種。
    国土地理院の基盤地図情報サイトの標高データ (10m/5m)を「基盤地図標高変換」 により BIL form DEMに変換して利用できます。
  • 国土地理院の「数値地図1km/250m/50mメッシュ(標高)」
  • 国土地理院の「数値地図5mメッシュ(標高)」(ASバージョンでは読めません)
  • 国土地理院の「数値地図2mメッシュ(標高)」(AS バージョンでは読めません)
  • 国土地理院の「数値地図10mメッシュ(火山標高)」(AS バージョンでは読めません)
  • USGSの(旧)ascii形式DEMファイル。
  • USGSのSDTS形式DEMファイル。
  • ArcAscii形式標高データ。(ArcInfoのexternal互換形式)
  • netCDF 形式DEM ( GMT 互換形式 )
  • PDS DEM  月や火星などの天体の標高データ。
  • HYDRO1k  1kmメッシュのデータで経緯度は無し。
  • カシミール用圧縮形式標高データ。(ファイル拡張子がDCMのもの)

動作環境

  • Ver.8.x macOS 12 以降。
  • Ver.7.x macOS 10.14 以降。
  • Ver.6.x Mac OS X 10.11 以降。
  • Ver.5.x OS X 10.8 以降。

最新バージョン


サンプル画像

ETOPO2, ETOPO5はそれぞれ2分メッシュ、5分メッシュの世界の標高データです。1ファイルで世界中をカバーします。海底の深度データを持っているのが特徴です。GLOBEはGTOPO30と同じ30秒メッシュですが、データ精度が良いと言っています。
いずれも米国NOAAのNational Geographical Data Center(NGDC)サ イトからダウンロードできます。ETOPO1, ETOPO2, ETOPO5は既に過去のものとなっており、現在は60秒/30秒/15秒メッシュのものが用意されています。60秒メッシュはETOPO1と同じ解像度ですが、標高値がfloatとなっておりデータ量が2倍なので重いです。やはりETOPO1が使いやすいです。

展望図。箱根から富士山。基盤地図情報の10mメッシュ標高データを使用。 (Ver. 4)

3Dムービー(フライトモード) USGSの3DEPにある1/3秒メッシュを使用。(Ver. 5.5)
グランドキャニオン

QuickTimePlayerでキャプチャーしたムービーです。(3分, 26MB)
動画を再生するには、videoタグをサポートしたブラウザが必要です。


QuickTimePlayerでキャプチャーしたムービーです。(2分, 19MB)
国土地理院の基盤地図情報10mメッシュ(標高)を使用。

GTOPO30のサンプル(E100N40) 1/15に縮小

ETOPO2による描画例(正射図法)

ETOPO2を利用したメルカトール図法による世界全図(1/20)

経路データ(etopo2を利用)

白い南極〈正射図法、etopo2を利用〉

正距方位図法〈東京中心、etopo2を利用〉

等高線描画(諏訪之瀬島の一部)。
国土地理院の「10mメッシュ〈火山標高〉」を利用し2倍拡大表示。

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