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基盤地図情報関連インデクス

 国土地理院の基盤地図情報サイトからダウンロードできる各種のデータを地図として見るためのプログラムとデータの関連をまとめました。詳細はそれぞれのプログラムのページを参照してください。
 公開されているデータの形式には2種類あり、当サイトのプログラムが扱うデータはすべてGML形式のものなので、ダウンロードするときに注意してください。平成26年7月31日以降公開の新しいデータはGML形式のみでの公開です。

平成26年7月31日公開の新形式のデータについて

 以前のデータとは取り扱い方法が全く異なります。新しいデータは「基盤地図ビューアV4」以降を利用してください。
 旧来のデータは25000レベルと2500レベルとに別れ、いずれも自治体単位での提供でしたが、今回の形式では統合して2次メッシュ単位での提供となっています。国土地理院の記事
 ただし標高データに関しては、新しいページからダウンロードしてもダウンロードするファイルは同じものなので、「基盤地図標高変換3.1.1」以降で変換できます。

データの種類

1 基盤地図情報
(統合版)
平成26年7月以降
下の2項から5項を2次メッシュ単位にまとめたものです。2項が存在する場所は基本的に2項のデータ、それ以外では3項のデータが取り込まれています。行政名、字町丁目名、測量の基準点以外の文字列が無いのが残念です。等高線はすべての2次メッシュ区画に含まれています。
「基盤地図ビューアV4/V5」で地図として見ることができます。
2 基盤地図情報
縮尺レベル2500
市区町村別のデータになっており、全国の都市部を中心に整備されています。行政界、道路、鉄道、建物、水部、標高点などがあります。
「基盤地図ビューア」で地図として見ることができます。
3 基盤地図情報
縮尺レベル25000
都道府県別のデータになっており、全国のデータが公開済みです。1/25000地形図に近い内容で、等高線データも含まれていますが、行政名以外の文字データがありません。等高線は「標高点」に含まれています。
「基盤地図25000ビューア」で地図として見ることができます。
4 街区の境界線
および代表点
2項に含まれるべきデータだと思いますが別扱いとなっています。
「基盤地図ビューア」で2項のデータと一緒に地図として見ることができます。
5 測量の基準点 三角点や水準点のデータです。
「基準点データ変換」でユーザメモデータに変換し、「基盤地図ビューアV4/V5」「基盤地図25000ビューア」、「SimpleDEMViewer」または「ジオ地蔵」で地図上に配置できます。地図上のマークまたは点名をダブルクリックしてデータの内容を表示できます。
6 標高データ 5m/10mメッシュのデータがあります。
「基盤地図標高変換」で「SimpleDEMViewer」が扱えるbilまたはGeoTiff形式の標高データに変換します。「SimpleDEMViewer」で陰影段彩図や、鳥瞰図等として見ることができます。「ジオ地蔵」でも同様に扱えます。
5m/10mメッシュのデータを「基盤地図ビューアV4/V5」で陰影処理に利用でき、また標高値を表示できます。10mメッシュのみ「基盤地図25000ビューア」で陰影処理に利用でき、また標高値を表示できます。

プログラム

  => 総合ダウンロードページ

基盤地図ビューアV5:解説ページへ

基盤地図情報(統合版)の行政界、海岸線、水涯線、水域、道路、鉄道、建物、街区、測量の基準点、標高点および等高線を描画します。
「基盤地図標高変換」でbilまたはGeoTiff形式に変換した5m/10mメッシュの標高データを利用して陰影段彩図を描画できます。
ユーザメモ/経路/領域データとして地図上に書込みができます。
V4に対し、操作性の改善を図っています。

基盤地図ビューアV4:解説ページへ

基盤地図情報(統合版)の行政界、海岸線、水涯線、水域、道路、鉄道、建物、街区、測量の基準点、標高点および等高線を描画します。
「基盤地図標高変換」でbil形式に変換した5m/10mメッシュの標高データを利用して陰影段彩図を描画できます。
ユーザメモ/経路/領域データとして地図上に書込みができます。

基盤地図ビューア:解説ページへ

基盤地図情報(縮尺レベル2500)の行政界、海岸線、水涯線、水域、道路、鉄道、建物、標高点および街区を描画します。
「基盤地図標高変換」でbil形式に変換した5m/10mメッシュの標高データを利用して陰影段彩図を描画できます。
ユーザメモ/経路/領域データとして地図上に書込みができます。「測量の基準点」をユーザメモデータとして描画できます。

基盤地図25000ビューア:解説ページへ

基盤地図情報(縮尺レベル25000)の行政界、海岸線、水涯線、道路、鉄道、建物および等高線を描画します。
「基盤地図標高変換」でbil形式に変換した10mメッシュの標高データを利用して陰影段彩図を描画できます。
ユーザメモ/経路/領域データとして地図上に書込みができます。「測量の基準点」をユーザメモデータとして描画できます。

基盤地図標高変換:解説ページへ

基盤地図情報の標高データをbilまたはGeoTiff形式に変換するユティリティです。変換結果は「SimpleDEMViewer」「ジオ地蔵」「基盤地図ビューアV5」「基盤地図ビューアV4」「基盤地図ビューア」「基盤地図25000ビューア」で利用します。ただし、GeoTiffを扱えるのは「SimpleDEMViewer」「ジオ地蔵」「基盤地図ビューアV5」だけです。
基準点データ変換:解説ページへ
基準点データをユーザメモデータ(タイプ3)に変換します。変換結果は「基盤地図ビューアV5」「基盤地図ビューアV4」「基盤地図ビューア」「基盤地図25000ビューア」「SimpleDEMViewer」「ジオ地蔵」で利用できます。

SimpleDEMViewer:解説ページへ

標高データを用いて、陰影段彩図や、鳥瞰図などを作画します。地形の断面図やステレオ画像なども作成できます。またリアルな地形の中を自由に移動できる、フライト機能もあります。基盤地図情報の標高データだけでなく、数値地図(1km/250m/50m/10m/5m/2mメッシュ)や、etopoやusgsの標高データなど世界の標高データも扱えます。
ユーザメモ/経路/領域データとして地図上に書込みができます。「測量の基準点」をユーザメモデータとして描画できます。

ジオ地蔵:解説ページへ

SimpleDEMViewerをベースに日本語ユーザが日本のデータを扱うのに適した設定と、いくつかの機能を付け加えたものです。「地理院地図」や「数値地図(国土基本情報20万)」をサポートしています。

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