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ArcConv 1.0.3 ( 2009/07/01 )

 ArcInfoのexport形式のファイル(拡張子がe00)からライン情報を取り出し、 数値地図ビューアのユーザ経路データに変換します。ArcInfoのフォーマットを確認するために作成したプログラムで、取り敢ずの公開です。
 Ver1.0.1ではインテルマックで正しく変換できないので、1.0.2は その対策です。
 データ量が多くなると異常に遅くなるのを Ver 1.0.3 で対策しました。

 主要な対象は地球地図のデータで、国土地理院の地球地図サイトにある「行政界」「河川・湖沼」「鉄道・道路」でテストしました。「人口集中地 区」のデータも周囲の線を経路データに変換できます。ただし「鉄道・道路」は変換はしてみましたが、データ量が多すぎて数値地図ビューアで表示するのはつらい です。

 ArcInfoのexport形式のファイルなら何でも処理できるはずですが、条件は
・Arcデータを含んでいること。
・世界測地系であること。
・数値地図ビューアのデータに変換するので日本近辺であること。
が必要です。

 一つのファイルのデータはすべて同じ設定の経路データに変換します。前記の データを想定しているので「経路の名前」「コメント」はすべて無しとしてい ます。「分類番号」「分類名」「線の幅」「線の色」を設定してからファイルを 読込んで変換します。

追記:
 SimpleDEMViewer3.8  以降および「ジオ地蔵」はe00ファイルを経路データとして直接読み込むことができます。読み込んだ後で必要に応じ、一括変換機能で分類名や属性を設定し保存してください。

【地球地図のデータについて】
 行政界については良い精度のようですが、河川・湖沼については場所によっては1km以上の誤差があります。どういうデータを基にしているのでしょうか? 当プログラムでは一つのファイルの中のデータは分類できないので、行政界につ いても県市町村界、海岸線、湖岸線の区別ができません。「鉄道・道路」も 区別できないので変換しても使えないですね。今後の課題です。

ダウンロード

Ver. 1.0.3 arcConv_103.zip (27 kB) MacOS X 10.4 以降
Ver. 1.0 ArcConvUtil.dmg.hqx(100kB) MacOS X 10.2 - 10.4

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