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当プログラムは数値地図関連の試作品です。次期「数値地図ビューア」を想定 した試作ですが、SimpleDEMViewerの機能追加と考えて大差ないかと思います。SimpleDEMViewer3.8.6をベースに機能追加改造を施した物です。
追加改造した機能はSimpleDEMViewerに反映するかも知れませんし、しないかも知れません。マニュアルもありません。操作等はSimpleDEMViewer3.8のオン ラインヘルプを参照してください。
SimpleDEMViewer3.8.6 からの追加変更機能。
1.展望図の基本機能をサポートしました。
- 操作は数値地図ビューアとほぼ同じです。
- パノラマモードが数値地図ビューアと同じ方式で、平面投射が新機能ですが未サポートです。
- 陰影を含むカラー設定は地図ウインドウと独立に指定できます。
- ユーザメモデータの表題を描画します。マークは描画しません。縦書きのみです。展望図上で編集、移動、削除ができます。距離による粗密の調整はしていません。 文字列の追加もできます。
- ユーザ経路データを描画します。
- メニューにあっても未サポートで動作しない物があります。
- 霞効果に最低距離を設けました。指定した距離以内は霞効果を適用しません。
- 雲海をサポートしました。上面の標高と、濃さを設定します。
2.ステレオ展望図をサポートしました。
- 通常の展望図作成ダイアログでステレオ画像作成を指定します。
- 平行視、交差視、アナグリフをサポートします。
- 水平描画角は120度以内です。
- 指定できる画像の横幅は16382ドット以内で、実際の画像サイズはこれの2倍+2ドットとなります。(アナグリフはのぞく)
- 文字列描画、位置情報の表示はサポートしません。
3.可視領域描画機能をサポートしました。
- 操作は数値地図ビューアとほぼ同じです。
- 描画色の色と透明度を変更できます。
4.初期設定の保存場所を変更しました。
前回(XMapV_100719)と同じです。
- 初期設定は (home)/ライブラリ/prefrences/jp.jizoh.XmapV.plist に保存します。
- カラー設定は (home)/ライブラリ/jp.jizoh.XmapV.colors.plist に保存します。
5.動かない機能。
- オンラインヘルプ。
- 英語モード。(英語環境でも日本語表示)
今回の追加修正事項
XMapV_100919
- MacOS X 10.5以降の場合画像保存時の画像形式を記憶するようにしました。ただしプログラム終了まで。
- 展望図を保存するときGPS情報を書込むようにしました。ただしMacOS X 10.5以降でjpegまたはTiffの時。書き込み内容は視点の経緯度と標高、および視線の方向。
- ピッチの異る標高データを組み合せて縮小表示したとき、ピッチの大きいデータ部分の陰影が濃く表示されるのを修正しました。
- メモデータの一括変更ダイアログで、マークをクリックすると異常終了したのを修正しました。
- 画像の保存時に指定した、画像形式に対するオプション設定が無視されていたのを修正しました。
- メモダイアログにGPS情報付画像ファイルをドロップ&ドロップしても、GPS情報を認識できないことが多かったのを修正しました。
XMapV_100901
- 可視領域描画機能をサポートした。。
- 地図ウインドウが拡大描画されているとき、マウスホイールにより北へスクロールすると筋上に描画されない領域が発生するのを修正した。
XMapV_100821
- 展望図で「低地を霞ませる」設定で「雲海風」が選択されていると、「低地を霞ませる」をオフにしても機能が適用されてしまうのを修正した。
- ファイル読み込みダイアログの処理中に多くのエラーメッセージがコンソールに出力されたのを修正した。
XMapV_100817
- ステレオ画像で「高さの強調」を小数で指定できるようにした。
- 展望図で雲海の指定を改変し、『低地を霞ませる」項目の下に「雲海風」と「朝霧風」と2種類設けた。
- 360度の展望図で接続境界がウインドウ内にある時、境界の右側にある文字列の文字列情報を表示できなかったのを修正した。
動作環境等
- MacOS X 10.4以降
- ppc、intelネイティブ対応(ユニバーサルバイナリ)
注意事項等
- このプログラムは試作品であり、機能の継続、改善は保証しません。またバグの修正も保証しません。
- 今後の試作による機能の継続性も保証しません。
- バージョン管理もしません。バージョンの代りに作成日付で識別します。
- 当然フリーウエアです。
(C)Copyright 2007-2010, Yoshiaki Katayanagi.
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