ジオ地蔵
このプログラムはデジタル標高データ(DEM)を可視化して閲覧する物で、陰影付き段彩図や鳥瞰図を描画します。その他にもステレオ画像、展望図、グレースケール画像、断面図、正射図法、円錐図法、メルカトール図法、正距方位図法、正積方位図法、UTM図法による画像を作成できます。また等高線、可視マップ、傾斜マップを地図上に描画します。メモ、経路、領域のデータを作成し、地図上に描画できます。
データは国土地理院の数値地図や基盤地図情報の標高データを利用できます。また米国USGSのサイトなどから入手できる、世界中のいろいろな標高データを描画できます。
SimpleDEMViewerをベースにして、日本人(日本語ユーザ)が日本のデータを使いやすいようにしたものです。日本固有のデータや機能をサポートし、標準設定も日本に合わせています。基本的にSimpleDEMViewer で動く機能はサポートします。ここではジ オ地蔵特有の機能のみ記述します。 SimpleDEMViewerのページを参照。ただし「ジオ地蔵 V4」相当の V7 は未公開です。
バージョン 4.0.0 ( 2021/2/26 )
macOS 10.14 ( Mojave ) 以降
バージョン 3.9.3 ( 2021/01/16 )
macOS 10.11 ( El Capitan ) 以降
バージョン 2.9.11 ( 2017/03/22 )
OS X 10.8 ( Mountain Lion ) 以降
マニュアルはプログラムに同梱。
ダウンロードページへ
追加修正事項 V4
追加修正事項 V3
追加修正事項 V2
SimpleDEMViewer に対して以下の項目を追加しています。
経緯度線を「1/2/3次メッシュ」に設定しているとき、それに合わせて「1/2/3次メッシュコード」のいずれかを描画します。下図は1次メッシュ コードを表示したものです。
「日月地蔵」と同じ機能ですが、展望図をファイルに保存する手間がないので、場 所や設定を変えてのシミュレーションが簡単になります。展望図の「太陽の描画」とは独立の機能です。
太陽については
月については
新月の前後など太陽と月を両方描画することも可能です。日食を表現できますが、精度は検証していません。
地図ウインドウの段彩図の上に地理院地図を描画します。地図の種類は標準/淡色/写真から選択できます。縮尺に応じて適切なズームレベルを自動的に選
択します。上書きする時の透明度を指定できます。OS X 10.9 ( Mavericks ) が必要です。
地図ウインドウに描画するだけです。鳥瞰図や展望図、図法画像などには描画できません。地図画像の保存でも描画できません。必要な場合はシステムのスク
リーンショットを使用してください。
国土地理院から発売されている「数値地図(国土基本情報20万)」を描画します。ベクトルデータなので以前の「JMCマップ」に近い使い方ができま す。描画項目の選択や、線や文字などの設定ができます。地図ウインドウと各図法画像でサポートします。
いずれも読み込んだ後はユーザメモデータとして処理します。メモデータへの変換内容などマニュアルを参照してください。
バージョン4では「やまおたく」データのサポートを廃止しました。
Ver. 4.0.0 2021/02/26
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