ホーム : 実験室 : CocoaTableInCarbon

CocoaTableInCarbon(2008/05/08)

 TableDragBindingで実装したNSTableViewの処理を、carbonプログラムから 呼び出す処理をテストしました。 carbonのメインプログラム側でデータとしてCFMutableArrayRefを用意し、それを渡して、結果もCFMutableArrayRefとして受け取ります。

操作:

  1. 起動すると"carbon window"にワードリストが表示されます。
  2. [NSTableViewで編集]ボタンをクリックします。   "Cocoa window"が表示され、ワードリストがNSTableView内に表示されます。
  3. ドラッグして順序を変更したり、ダブルクリックして文字列を変更します。   また追加します。
  4. 「完了」ボタンをクリックするとウインドウを閉じ、結果を"carbon window" に反映します。

プロジェクトはXcode 2.4以降で扱えます。
ソースプログラムのうち「MyArrayController.m」は TableDragBinding のものと全く同じです。 interface.m に carbon と cocoa の仲を取り持つ処理が入ってい ます。 sharedController が肝でしょうか。これが mycocoa.nib の中の「File's owner」 の実体(インスタンス)と考えてよさそうです。そのつもりでmycocoa.nibの定義を 確認してください。

参考文献:

  1. Carbon-Cocoa Integration Guide
  2. CocoaInCarbon (サンプルプロジェクト)

◎ ダウンロード CocoaTableInCarbon.zip(64kB)

(C)Copyright 2008, Yoshiaki Katayanagi.