地理院地図ビューア
当プログラムは国土地理院のサイトで公開されている「地理院地図」をブラウズする単独のアプリケーションです。縮尺の指定や、スクロール操作、その他でSimpleDEMViewerやジオ地蔵と同等の操作性を確保して、使い易くしています。
(注意) 経緯度を取得する場合、小縮尺では誤差が問題になります。添付書類をお読みください。
特徴
- Safariなどのウエッブブラウザで見る「地理院地図」はメルカトール図法になっており、緯度が違うと縮尺が違ってしまいます。当プログラムでは正距円筒図法を採用しており縮尺が保たれます。
(注)緯度により東西方向の縮尺が変わりますが、「再描画」したとき、縮尺を変更したとき及び「移動」したときにウィンドウ中央の緯度に合わせて調整します。スクロールしただけでは調整しません。
- キャッシュファイルを最大10000MBまで保存でき、インターネットの接続が切れてもある程度ブラウズできます。標準は100MBで、20〜10000MBの間で指定できます。
- 1/1000から1/1000万の範囲で任意の縮尺を指定できます。
- 経路に沿った距離の測定ができます。
- マウスポイントの経緯度と標高を表示できます。最初の区間のみ始点からの方位を表示します。
- マウスのスクロールホイールはちゃんとスクロールとして機能します。ウエッブブラウザでのように、拡大縮小することはありません ^_^)
- 対象地図は「標準地図」「淡色地図」「英語地図」「写真」「白地図」「標高地図」「色別標高図」「土地条件」「土地利用」です。地理院地図サイトで追加で乗せられる各種データは使えません。
- 地図上にメモ、経路、領域を書き込むことができます。SimpleDEMViewerやジオ地蔵と同等のユーザデータをサポートします。
動作環境等
バージョン 3.2.0
Mac OS X 10.14 ( Mojave )以降が動作する環境。
Apple Silicon (M1) マックをネイティブサポート。
インターネットに接続できていることが必要です。
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追加修正事項
2024/10/18 Ver. 3.2.0
- 英語地図、白地図、色別標高図を拡大表示できるようにしました。英語地図(ズームレベル11)は2段階、白地図(ズームレベル14)は1段階、色別標高図(ズームレベル15)は1/1000まで拡大できます。
- 距離の測定時、最初の区間のみ始点からの方位を度単位で表示するようにしました。北を0度として時計回りです。
- 経緯度コントロールへの経緯度のペーストで、ISOフォーマット以外で数字の前に+符号が付いていると正しく処理できなかったのを修正しました。
- 経緯度コントロールへの経緯度のペーストで、全角のアラビア数字を処理できなかったのを修正しました。
- ユーザデータの文字列に「影付き」を設定すると、保存したデータを読み込んだとき正しく描画できないのを修正しました。。
2022/07/16 Ver. 3.1.0
- 地図の選択メニューにコマンドショートカットキーを追加しました。
- ユーザデータの表示設定で表示状態を変更して描画しないようになった時、メモ/領域/経路データの名称及びマークが消え残るのを対策しました。
2022/07/11 Ver. 3.0.0
- マウスポイントの標高を参照できるようにしました。
- ユーザメモ/経路/領域データを作成し、保存、読み込みできるようにしました。SimpleDEMViewerやジオ地蔵と互換性があります。
- 縮尺指定ダイアログで1/2000までしか指定できなかったのを、1/1000まで指定できるようにしました。
2021/11/20 Ver. 2.0.2
- 距離の測定を開始した後、escキーでキャンセルすると異常終了するのを修正した。
- 距離の測定をダブルクリックで終了した後、スクロールなどでしても消えず、表示がおかしくなるのを修正した。
2021/11/02 Ver. 2.0.1
- 「指定アドレスへ移動」ダイアログで、アドレスビューにフリーフォーマットの経緯度をペーストしても、正しく変換できないことが多かったのを修正した。
2021/07/30 Ver. 2.0.0
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