地図領域描画のズレについて
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地図領域描画のズレについて (品川地蔵, 2022/2/16 14:51)
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Re: 地図領域描画のズレについて (品川地蔵, 2022/2/17 8:59)
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品川地蔵
投稿数: 353

今回のSimpleDEMViewer7.3などでは、表題のメインウインドウ内の地図領域描画のズレを修正しています。標高データピッチの半分だけ西北方向へずれて描画されていた、というものですが、以下に説明します。
解りやすくするために、国土国土地理院の10mメッシュデータを使って、インスペクタで平らな場所を設け、そこに加工を加えています。最初に広い範囲を10mで平らにしています。そこに7x7の範囲で20mの台地を設定し、さらに中央の1セルだけを30mにしました。

下の左側が7.2での描画、右側が7.3での描画です。Peakのメモデータは最高標高を求める機能で検出した経緯度をセットしているので、30mのセルの中央を示しています。

この図では2000%で表示しているのではっきり判りますが、500%ではわずかの差で、333%以下ではほとんど認識できません。
地図領域の描画についてはSimpleDEMViewerを最初に作成した時に、なんとか描画を速くしようと複雑な処理を考えたのですが、今回そのまま修正するのは複雑すぎて対応不可と考えて、シンプルな方法にすっかり書き換えました。速度の点が気がかりだったのですが、現在のCPU速度では全く問題にならなかった様です。条件次第かもしれませんが、返って心持ち早くなった様な気もします。今回の修正でDEMファイル境界に出る線の問題も(プログラミング上)ほぼ気にしなくても良くなったのが助かります(^_^
解りやすくするために、国土国土地理院の10mメッシュデータを使って、インスペクタで平らな場所を設け、そこに加工を加えています。最初に広い範囲を10mで平らにしています。そこに7x7の範囲で20mの台地を設定し、さらに中央の1セルだけを30mにしました。

下の左側が7.2での描画、右側が7.3での描画です。Peakのメモデータは最高標高を求める機能で検出した経緯度をセットしているので、30mのセルの中央を示しています。


この図では2000%で表示しているのではっきり判りますが、500%ではわずかの差で、333%以下ではほとんど認識できません。
地図領域の描画についてはSimpleDEMViewerを最初に作成した時に、なんとか描画を速くしようと複雑な処理を考えたのですが、今回そのまま修正するのは複雑すぎて対応不可と考えて、シンプルな方法にすっかり書き換えました。速度の点が気がかりだったのですが、現在のCPU速度では全く問題にならなかった様です。条件次第かもしれませんが、返って心持ち早くなった様な気もします。今回の修正でDEMファイル境界に出る線の問題も(プログラミング上)ほぼ気にしなくても良くなったのが助かります(^_^
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